こんにちは!SHOHEIです!
*Twitter→https://twitter.com/PuRi821
現在日本人のおよそ9割がO脚と言われています。
あなたもO脚でお悩みなのではないでしょうか?
美容面では脚が太短く見え、細いパンツやスカートを履くと、よりO脚が強調されます。
更に健康面でもO脚は体に悪影響をもたらします。
関節が正常な位置にない為、脚が浮腫みやすく、腰痛や肩こりの原因になります。
更に腹筋や脚の筋肉の活動不足により、腸の動きも低下し、便秘や肌荒れも引き起こしてしまいます。
外観では曲がって見える脚ですが、骨自体は曲がっていません。
実は筋肉が硬くなり、骨の配列を乱しているのです。
O脚になる原因は硬くなった筋肉です。
そして、筋肉を硬くする5つのメカニズムが存在します。
これらを紐解く事で、O脚の根源を理解することができます。
自分自身で改善したい方や、家族や友人に教えたい方にも
絶対に参考になると思いますので是非読んでみてください。
目次
1:O脚になる原因は硬くなった筋肉
まず初めに、この記事では後天的に形成されるO脚についてを伝えていきます。 *詳しくはO脚とはを参考に
O脚になる原因は硬くなった筋肉にあります。
筋肉は骨にくっつき、関節をまたぐことで、関節の運動が行われます。
筋肉は関節をまたいでいることから、関節の保護をし、骨格を形成する役割も担当しています。
筋肉が硬くなってしまうと骨を引っ張り、傾けてしまいます。
その結果、関節も元の位置から少しずれて、外観的に骨が曲がって見えるのです。
O脚はとても奥が深く、複雑に形成されていきます。
一つの筋肉が硬くなり、一つの関節をずらしているわけではなく
いくつもの筋肉が硬くなり、それが骨盤、股関節、膝関節、足関節、その先にある足の関節といった、いくつもの関節をずらしてO脚は形成されます。
なぜ筋肉は硬くなるのでしょうか?
実は筋肉を硬くしている5つのメカニズムが存在するのです。
ではそのメカニズムについて見ていきましょう。
2:原因を作る5つのメカニズム
筋肉を硬くする5つのメカニズムを紹介していきます。
- 動きのクセ
- 履き物
- 口呼吸
- 皮膚の乾燥
- 偏った食事
筋肉が硬くなる要因は決して、運動の分野に限られた問題ではありません。
実はあなたが普段あまり気にしていない所も原因になっています。
ではそのメカニズムを一つずつ解説していきます。
2−1:動きのクセ
人の動きのクセの数だけ、人の脚の形も様々です。
体には数多くの筋肉が存在します。
人の動きのクセは、使う筋肉の頻度に偏りがでてきます。
使いすぎてしまう筋肉も、あまり使わない筋肉も、どちらとも筋肉は硬くなります。
その結果、骨の配列を乱し、骨格を変化させます。
O脚で悩むあなたは、O脚になる動きのクセを持っています。
クセなので無意識に日常動作の中で再現され、無意識にO脚を自分自身で作ってしまいます。
つまり、そのクセを日頃から繰り返す事でO脚になっていったのです。
ではあなたにはどんなクセがあるのでしょうか?
普段、無意識だった自分の動きを意識して見つめ直し、読んでみてください。
2−1−1:歩き方
この独歩き方のクセによってできる独特の筋肉の硬さは一番のO脚の原因となります。
歩行の特徴
- 一日の生活動作の中で、歩行に割く割合は群を抜いて多い。
- 一歩で脚を中心に、体全身が使われる。
歩き方にクセがあるとバランス良く筋肉を使用できず
- 使いすぎてしまう筋肉
- あまり使わない筋肉
というギャップが脚〜体全身に出て、筋肉の状態がアンバランスになります。
アンバランスな筋肉はそれぞれ独特の硬さを作り、O脚へと変化します。
人は一日に
- 成人男性で約7000歩
- 成人女性で約6000歩
歩きます。
これだけの歩数をクセのある状態で歩けば、独特の硬さも強くなってしまいます。
実際にどのような歩き方なのかはこちらの記事にて詳しく記載してあります。
*O脚の原因となる歩き方の記事(詳しく専門的な)
2−1−2:立ち方
歩き方と同様に普段から力を入れる部位を意識して立っているような人は少ないです。
無意識に立っていても
- O脚にならない立ち方
- O脚になる立ち方
が存在します。その後者の中でも多い、代表的な立ち方を2つ例にあげて解説します。
2−1−2a:反張膝
1つ目は反張膝です。
反張膝とは膝をつんのめった状態で膝関節をロックし、そこに体重をかけた状態のことを言います。
フラットに立っている状態で足首と膝に力が入っていない状態だと反張膝になります。
反張膝は姿勢を保つ筋肉を優位に活動させる事ができず、前脛骨筋や腓骨筋群、ハムストリングスなどがずっと伸ばされた状態で働き続ける為、それらが硬くなりO脚の原因となってしまいます。
2−1−2b:偏側立脚
2つ目は偏側立脚です。
50:50ではなく、極端にどちらかへと体重をかけるような立ち方です。
http://twinavi.jp/topics/lifestyle/55cb9e4e-4de4-426f-83a4-6d9c5546ec81
極端に体重がかかった側は、自然と反張膝となる他、骨盤の外にあるお尻の筋肉に負担がかかり、お尻の筋肉が硬くなります。
すると骨盤が外に開き、(アウトフレア)、骨盤からもO脚を作ってしまうのです。
また、ずっと片側だけに体重をかけ続けると、その片側の脚が目立ってO脚となるパターンもあります。
2−1−3:座位
人が1日のうち何かに座る場面はたくさんあります。
ご飯を食べる時、車を運転する時、トイレをする時、勉強している時etc、、
家にいる時以外にも座っている時間は長いのです。
デスクワークの方だと1日のほとんどを座って過ごす事でしょう。
座位では上半身の重みが上から坐骨へと伝わり、逆に座面からの反力が下から伝わります。坐骨の下にはお尻の筋肉があるのでずっと上下の圧で潰された状態が続き、硬く縮こまってしまいます。
姿勢も重要で、長時間不良姿勢が続くと、それが癖付いてしまいます。
すると体幹の筋力は弱り、運動の際に十分な筋肉の活動を妨げてしまう為、最終的にはO脚の形成へと繋がってしまうのです。
2−1−4:スポーツやお仕事
あなたはスポーツやお仕事を頑張って取り組んだその後、体がパンパンに張り、重たくなったことはありますか?
これはオーバーユーズと言われ、使いすぎた筋肉に起こる反応で
この反応は疲労物質が筋肉に溜まって出現し、この状態が続くと疲労や痛みを引き起こし、硬くなってしまいます。
スポーツやお仕事で再現される動きにはパターンがあり、使いすぎる筋肉が必ず存在します。
例えば
- 野球選手のバッターの軸足
- サッカー選手がボールを蹴る側の足
- タクシーの運転手の右足(ペダルをよく操作する為)
- パンプスを履くOLの両足
使いすぎる筋肉は硬くなる為、その筋肉が原因となりO脚を形成します。
このような動きのクセは、両側の足の使用頻度に差が出る為、使いすぎる側の足が目立ってO脚になったり
部分的なO脚(例:膝下が目立つO脚)などの特徴的なO脚となるパターンもあるのです。
2−1−5:運動不足
運動不足により、使っていない筋肉は硬くなります。
車のエンジンに例えてみると解りやすいでしょうか。
ずっとエンジンをかけずにそのまま放っておくと、どんどん劣化が進行します。
筋肉も同様に使っていないと硬く劣化していきます。
活動の低い筋肉は、繊維間での滑走が不十分で老廃物を溜め込み、代謝不良となり、更に繊維間でタンパク質が変性、カルシウムが沈着すると、血流不足となり筋肉全体が硬くなっていくのです。
ではO脚との繋がりはどのようなものか?
毎日歩幅の小さいペタペタ歩きを続けた結果、太ももの内側に存在する内転筋群が使っていない為に硬くなったと仮定してみます。
内転筋群は骨盤〜大腿骨の内側に付着しています。
硬くなると筋肉が短縮する為、大腿骨の近位(付け根)が外へ倒れ、遠位が(膝側)内側上方へ引っ張られます。
このように大腿骨が傾くと、反対側の太もも外に存在する外側広筋や腸脛靭帯は伸ばされて、体重がかかる度に過剰に働く為、使いすぎの状態となり硬くなります。
このように使っていない為に硬くなった筋肉は骨を傾け、更にその結果、使いすぎて硬くなる筋肉も作り出し、骨の傾きを強調します。
決して太ももだけに限った話ではなく、このようなメカニズムを作る部位は多数存在します。
このメカニズムはO脚を作ってしまうのです。
2−2:履き物
足を動かす際に履き物の種類によって、体に及ぼす影響は変わってきます。
どのような履き物が筋肉を硬くしてしまうのでしょうか?
その代表例をみていきましょう。
2−2ーa:サンダル
外出する際にサンダルを主に履く事が多いあなたは要注意です。
サンダルの多くは形状が踵を包み込む形ではない為、歩行時に踵が早く地面から離れてしまうからです。
これは先程述べた歩き方のクセを強調してしまいます。
また、サンダルは足裏をサポートする機能が少ないので、足裏のアーチ機能を低下してしまう恐れもあります。
足裏のアーチ機能とは、地面からの衝撃を緩和したり、全身の骨格の土台となり、力を発揮する源です。
その機能が低下すると、運動の際に満遍なく力を発揮できず筋肉の硬さに繋がり、O脚の原因になります。
サンダルは以下の2つの要因から筋肉の硬さを作ります。
- 歩き方のクセを強調する
- 足裏のアーチ機能を低下する
2−2ーb:パンプス
パンプスはどうしてもの時以外は履く事を控えた方が良いでしょう。
パンプスを履くと小さなトゥボックスに足の指を収め、指間が密着します。
踵はヒールで持ち上げられている為、すね周りの筋肉は極端に伸ばされ、対照的にアキレス腱(ふくらはぎの筋肉)は縮んで固定された状態となります。
普段は足首に体重がかかる所を、ヒールがある事でポイントが前にずれて足の指の付け根に体重がかかります。その結果立位になると全体的に前のめりになります。
安定したバランスをとるには股関節を軸にして骨盤を後ろに倒すか、腰椎を前に倒すかで補います。
つまり立ってバランスをとるだけで足〜背中が緊張した状態になります。その状態が続くと筋肉は硬くなりO脚の原因となります。
特にO脚へと影響するのはヒールが原因で固定されてしまうすね周りの筋肉、アキレス腱(ふくらはぎの筋肉)が硬くなってしまう事でしょう。
サンダルの説明でも述べた内容と同様にアーチ機能が低下します。
[kanren postid=”355″]2−3:口呼吸
一つの呼吸でも、とても多くの筋肉が働く事を知っていますか?
口呼吸だと呼吸が浅く、早くなります。空気の出入りが少ない為、胸郭の動きも小さくなるのです。
胸郭を動かす作用の主要筋である横隔膜が機能低下となり、硬くなります。
すると、隣接する腸腰筋や腹横筋も同様に硬くなってしまいます。
これらの筋肉は体幹の深い位置に存在し
- 体幹を安定させ良い姿勢の保持
- 運動の際に事前に働く事で、体の動きを最大限に引き出す
という機能を担っています。
その為、機能低下をが起こると
- ストレートネック、猫背、反り腰となる
- 体の浅い位置にある筋肉が過剰に働き、大きく滑らかな関節運動が起こらない
という悪循環を招きます。
更にこの状態は非常に疲労も蓄積されやすく、悪循環を進めてしまうのです。
口呼吸はあなたが普段から行う一つ一つの動作の質を低下させます。
その積み重ねは、数多くの筋肉の硬さを作り出してしまいO脚を形成します。
〜チェック項目〜
– [ ] ため息を頻繁につく
– [ ] 激しいスポーツをする
– [ ] 左右の目の大きさが違う
– [ ] いびきをかく
– [ ] 朝起きたら口の中がカラカラ
– [ ] 口臭がある
– [ ] よく風邪をひく
– [ ] マスクをする習慣がある
– [ ] 噛み合わせや歯並びが悪い
– [ ] 妊娠している
1つでもチェックが付けばあなたは口呼吸である可能性が高いです。
あなたの呼吸は大丈夫?
2−4:皮膚の乾燥
皮膚の乾燥はその下に存在する筋肉を硬くしてしまいます。
皮膚の下には脂肪があり、その下は筋肉です。
実は皮膚と筋肉は互いに距離が近く、影響し合っているのです。
皮膚が乾燥し、脱水する事で皮膚も伸展性が失われます。つまり皮膚が伸びないと下にある筋肉も伸びない為、運動の際に理想とする関節の動きが再現できません。
主に皮膚を乾燥させる要因
- 紫外線
- 精神的ストレス
- 大気汚染
- パソ日コンやスマートフォンから出る電磁波
- タバコ
これらの要因は活性酸素を体内で発生させ、細胞を傷つけ、皮膚の真皮層にある潤いを奪ってしまい、乾燥させてしまうのです。
2−5:偏った食事
豊食の現代では数多くの美味しい食べ物があります。
特に私たちの暮らす日本は美食大国として栄え、お店で頂く料理の味はさることながら、コンビニのお菓子一つとってしても本当に美味しいものばかりです。
食べ物だけではありません。ジュースやお酒も同様の事が言えます。
非常に食に恵まれた現代ですが、それゆえに私たちは暴飲暴食や偏食に注意しないと、体を壊してしまう恐れがあるのです。
暴飲暴食や偏食は体内で悪玉物質(AGEs)を生産します。
このAGEsは体を硬く変化させ、老化の速度を早めてしまいます。
AGEsが皮膚や筋肉の細胞に入り込んだらどうなるでしょう?
皮膚では真皮層の潤いが奪われ脱水する事で、皮膚の伸展性が低下し、乾燥します。
筋肉ではタンパク質の機能が低下する事で、十分な筋収縮が発揮しづらくなり、硬くなります。
互いに距離が近く影響し合う関係にあるので、互いにどんどん硬くなってしまう恐れがあるのです。
休日に疲れをとろうとたくさん食べて、次の日なんだか逆に疲れてしまった経験はありませんか?
喉が渇いてジュースをたくさん飲んだその後に、頭がボーッとして、体が重たくなったことはありませんか?
これらの症状は糖分が体内に過剰に摂取された為におこるもので、体のストレス反応なのです。
このストレス反応が習慣化されると、AGEsが体内に蓄積されて筋肉を硬く変化させてしまいます。
3:O脚の治療法
原因を把握したところで、次は O脚の治療法を解説していきます。
その治療法も様々で、代表的なものをあげると
- 整体やエステで施術を受ける
- O脚改善のグッズを使う
- フィットネスジムに通う
- メディアから情報を得て自分の力で改善する
などがあります。
中でも私が推奨するのはメディアから情報を得て自分の力で改善する方法です。
その理由は
- 費用が少ない
- 出かけなくていい
- 自分の好きな時間にできる
- 自ら考え、動くことで感覚が磨かれる
- O脚が元に戻りにくい
これらのメリットがあるからなのです。
[kanren postid=”10″]そのメリットを叶え、あなたが納得できる内容となっています。
是非この記事を参考にし、自力でO脚を改善しましょう!
4:まとめ
いかがでしたか?
今回はO脚を形成する原因は硬くなった筋肉。
そしてその筋肉を硬くする5つのメカニズムを解説致しました。
非常に原因はシンプルなものの、筋肉は多方面から影響を受けていて、O脚構成に至ってのロジックはとても複雑だということが解ったと思います。
記事を読み終えたあなたはきっと
硬くなった筋肉へのメンテナンス方法がいくつか頭の中でオリジナルイメージされていることだと思います。ここをこうすればO脚は改善できるのではないか?と。
その発想は大正解です。
ですが、この記事だけの知識ではO脚改善にはまだ不十分でしょう。
是非他の記事と合わせ読み、更にO脚について理解を深めてください。そうする事で改善効果は大きくなります。
当サイトではO脚の分野をいくつかの記事に分け、皆様に解りやすく読んで頂けるように提供していきます。
このサイトを見ることで自らの体に興味を持つ方が増え、そしてO脚が改善される方が一人でも増える事を心から願っています。
この記事を読んだあなたはO脚を治したいはずです。
その為にまず原因を知ろうとしたのだと思います。
原因を把握した今、行動に移してほしい。
それは自力でO脚を改善するという事。
〜最後に〜
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