こんにちは!SHOHEIです!
今回は、作業興奮というテーマでお話していきたいと思います。
突然ですが、なんとなく部屋の掃除を始めたら調子が出てきて、あっちもこっちも大掃除した経験は
ありませんか。私は過去に何度もあります。笑
はっと気づけばもう3時間も経っていたみたいな経験、誰しも一度はあると思います。
これを【作業興奮】と言います。
目次
1:作業興奮の働き
このような行動を起こす働きの要約として
作業をすることで→触覚、視覚等から刺激が入り→脳の側坐核という場所が反応し→神経伝達物質が
分泌し→やる気が出る→そして行動するのです。
つまりやる気は待っていても出てこないのですね。
「やる気を出さなくては。」とか、「やる気が出ないなんてなんてダメな人間なんだ。」と悩んでストレスになるくらいなら、とにかく作業に手をつけて【作業興奮】を起こしてしまうのも一つの手法として有効です。
やる気が出たらやるんじゃなくて、やったらやる気が出るなのですね。
2:作業興奮を上手く使っている人
私のお客様で、こういう方がいます。
月に4回プライベートレッスンを受けてくださる方なんですが、毎回スタジオに入ってきての第一声が
「今日も嫌だったんだけど来ました。」
と、笑顔でおっしゃるんですね。
最初のうち私は「あれ、嫌なの?」と思っていましたが、深く考えてみると、この方はうまく作業興奮を利用しているんだとわかったのです。
どれだけ自分にとって大切なことだとわかっていても、家でゆっくりしている時間の快楽にはやはりかなわないんですよね。
そこを断ち切って、行動に起こすには、やる気を起こすのに奮起するのではなく、とにかく体を動かしてスタジオに行くという行動をとってらっしゃるんですね。
その方が帰られるときは、すごく清々しい表情で、「今日も来てよかった。また次回もお願いします。」と、心からの笑顔で帰られるんですよね。
もうまさに作業興奮をうまく使ったその方独自のルーティンなんですね。
おそらく本能的に自分にとって大切な事を遂行する為にとっている行動なのだと思います。
3:そもそも人は怠け者が前提
自分自身尊敬する偉人を徹底的に調べる癖があるんですが、偉人全員に共通する点が、このようにして作業興奮を使ってモチベーションを高めて、それをキープしているんですね。
つまりどれだけ優秀な人でも、自分が怠け者であることを前提として理解し、まず行動することの大切さを、重んじているわけですね。
大人になればなるほど、自分自身を正当化し、言い訳を作るのがうまくなっていきます。
そうすると、やるべきことを後回しにして、成長する機会を失ってしまうでしょう。
その繰り返しでは後悔が残る人生は目に見えていますよね。
成長と共に後回しが上手くなる事実は全員が共通するところなので、考えてしまう前に行動をとってみましょう。
その行動とは、やるべきことから遠ざかっていても構いません。
例えば机の上を拭いてみるとか、洗濯物を畳んで見るとか、そういったところでひとまず作業を起こし→触覚視覚を刺激し→脳の側坐核が反応し→神経伝達物質が分泌→そしてやる気が出て行動するんですね。
大人になるとやる気スイッチを押してくれる人は誰もいません。
まず、自分自身が怠け者であるということを前提において、この言葉を胸に刻んでください。
やる気が出たらやるんじゃなくて、やったらやる気が出るのです。
SHOHEIでした!
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